冬の窓、結露に困っていませんか?
寒の入りと共に、冷たく感じる寒い日が続いていますね。
暖房をつけると部屋の中と外の温度差が大きくなり、
結露が発生してくるのが冬の朝の悩み。
タイマーで起床時間に合わせて暖房が入るように設定していると、
起きた途端に窓の結露拭き!
なんてこともあったりして
忙しい朝の時間にかなりの手間だったりするんですよね。
上の写真は、わが家の北西の洗面室の窓です。
10年前にリフォームをし、1枚のガラスから真空のペアガラスに交換しました。
(真空のペアガラスとは、2枚のガラスの間が真空層になっていて、この真空層が熱の伝導と対流を防いでくれます。)
―2.5℃の寒い朝、結露はどうなっているか?
確認してみると・・・・。
真空ガラス部分は・・・・結露ありませんっ!
ホッ♡
ところが~ アルミの枠の部分は・・・・・
この通り~結露がたっぷり発生しています・・・。
同じ場所の同じ窓なのに、ガラスと枠とで結露の発生に違いがあるのは、
それぞれの部材の材質によって熱の伝わりやすさが違うからなのです。
熱の伝わりやすさを表すものに熱伝導率というものがあるのですが、
それは、数値が低い方が熱が伝わりにくいことを示していますよ。
※熱の伝わりやすさを表すものに熱貫流率という単位もありますが、今回は熱伝導率で比較。
ガラスの熱伝導率が1に対して、アルミニウムは236(W/m.k)
真空ガラスは一般の一枚ガラスの4倍の性能がありますので、
上の数値差よりも約4倍以上、熱の伝わりやすさに差があることがわかります。
ってことは一体どれだけ違うの?って感じる数値ですよね。
実際に結露の状態がこれほど違うのですから、
ガラスのみを性能の良いものに交換しても、
結露のお悩みがスッキリと解決するわけではないことが歴然です。
しかも、それぞれの温度も。
真空ガラス部分の温度は5.1℃
アルミ枠部分の温度は―4.3℃
こんな風に同じ場所のひとつの窓でも約10℃近くの温度差があるんですものね~
結露にお悩みの場合の窓リフォームは、
ガラスのみを性能の良いものに交換するよりも、
熱を伝えにくい樹脂の枠のものに窓ごと交換するか、
または今の窓の内側にもうひとつの窓を内窓として取り付けるリフォームがオススメです。
どちらのリフォームも、一度窓の採寸にお伺いさせていただき、
その後準備が整い次第のお伺いで1日で完了することができますよ。
結露でお悩みの方。ぜひご検討してみてはいかがでしょうか?
☆窓ごと交換リフォーム
☆内窓を取付けリフォーム