大寒波に自宅の窓をサーモカメラで撮ってみました!
10年に一度レベルの大寒波到来!
埼玉県ふじみ野市では雪は降らなかったものの、
朝起きて外に出た時の気温は-2.5℃のこの冬一番の低さでした!
電気代をちょうど昨日、昨年と比較していたところ。
自宅の電気代は去年と比べて約10,000円増💦
使用料は昨年より少ないのに、いったい何が値上がったのかと詳細を見てみると~
「燃料費調整額」が去年より大幅にアップしていました。
ほぼコノ「燃料費調整額」が上がった分が電気代が跳ね上がった原因と言えそうなくらいです。
※「燃料費調整額」ほぼ輸入に頼っている化石燃料の価格が変動した際に、
使用量によって加算または減算される調整費のこと。
家の寒さが健康に与える影響は大きく、寒いのを我慢することは命に関わります。
なるだけ暖かくして過ごしたいし、みなさんにも過ごしてほしいのですが、
電気代高騰の中、少しでも電気代を減らせるよう工夫したいですよね!
部屋の中の暖かさは、窓やドアなどの開口部という部分から逃げる割合が全体の半分以上。
夏に外の暑さが入ってくるのも窓やドアからが7割以上になるので、
最初に対策をしたいのはコノ場所になりますよ。
サーモカメラで朝の自宅の様子を撮ってみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
〇洗面脱衣室の真空ガラスとアルミ枠の温度差
※「真空ガラス」ガラスとガラスの間に真空層がつくられており、
一枚ガラスの約4倍、一般的なペアガラスの約2倍の断熱性能があるガラスのこと。
(真空ガラス スペーシアの場合)
〇リビングの内窓開閉時の温度差
〇一枚ガラスと真空ガラスの結露の状態の違い(どちらもアルミ枠)
ガラスも枠も結露でビッショリ💦
結露は枠だけ。真空ガラスはサッパリ!
熱の出入りが一番多いのが窓!
窓が変わると、暮らしも変わりますよ。
①結露を減らせる
(冷たい窓が室内の暖かい空気を冷やして結露発生の原因をつくっているのを抑えます。)
②冬寒くなく過ごせます
(窓からの冷たい空気が足元から体を冷やすのを防ぎます。)
③ヒートショックの危険を抑えられる
(暖かい部屋から寒い廊下、浴室へ。血圧の乱高下が体に負担をかけてしまうのを防ぎます。)
④夏暑くなく過ごせます
(外からの熱の侵入を抑え、冷房の効きが良くなります。)
④夏の日射熱の侵入を防げる
(熱中症の起こる場所は、実は家の中が多いのです。)
⑤使うエネルギーを少なくできる
(断熱性能が低いと冷暖房のための電気代をたくさん使ってしまいますが、効率アップでムダを減らせます。)
なんといってもエネルギーの大部分を海外からの輸入に頼っている日本です。
今のような海外での情勢が電気代の高騰などの影響をもたらし、
私たちの暮らしにスグに跳ね返ってきてしまうことを痛感!!
なるべく使うエネルギーを減らして節約できると良いですよね。
かといって我慢をするのは体によくないことも検証されています。
上のサーモ写真のオレンジ色は暖かいところ。紫色は寒いところ。
紫色のところからは冬は室内の暖かさが逃げていき「ヒートショック」が、夏は暑さが入ってきて「室内の熱中症」が心配されています。
夏も冬も、温度差や低室温のストレスに悩まされることなくお住まいいただけるよう、暮らし方にあった断熱リフォームなどの対策を、ぜひ一緒に考えませんか?