軽い屋根に葺き替えリフォーム|ふじみ野市K様
お住まいの地域 埼玉県ふじみ野市
ご 相 談 内 容 地震や台風で瓦が割れたことで心配。軽い屋根にできるかしら?
リフォーム内容 瓦屋根を金属板屋根材に葺き替えリフォームを施工することになりました。
築60年あまりの平屋の木造住宅にお住まいのK様から、屋根の重さのことでご相談をいただき現状を調査すると、K様のご自宅の屋根は土葺き仕様の屋根ということがわかりました。
土葺き屋根とは、瓦を固定するために大量の土を使う工法のことで、昭和の初めには主流の屋根の葺き方でしたが、その分屋根にかかる重量は相当なもので、現在の引っ掛け桟工法が1㎡42kgに対して、土葺き工法は1㎡60kg。この重量を屋根面積で計算すると・・・。
例えば30坪総2階建ての家とした場合、屋根面積は約20坪弱となるので概算で約4tもの重さになります。それって軽自動車(おおよそ800kg前後)に換算すると5台分にも!
※現在の瓦の葺き方は引っ掛け桟工法と言って、土を使うことはありませんよ。(概算で約2.7t)
K様に屋根の重さの事などご説明をして検討の結果、軽い屋根の定義1坪70kgを下回る「金属板横葺き屋根」に葺き替えることに決定いたしました。
☆工事前の屋根です。
40年前に流行った青緑瓦という青い色の瓦が
ビシッと気持ちよく並んでいます。
☆ビフォー
☆ビフォー
☆金属板の横葺き屋根にリフォーム完成
雪止めも上屋根、下屋根ともにしっかり施工。
☆アフター
☆アフター
工事中の様子
☆屋根をおろし
☆大量の土を掃除
☆あらわしになった今までの下地板
☆化粧の仕様の軒下には無垢の杉材を張り
☆軒先には垂木を支える広小舞を取付けます。
☆高さを調整するために、野地合板を施工。
☆防水のアスファルトルーフィングを敷き詰め
☆その上に仕上げ材の金属板を横葺き施工に。
☆上屋根の完成です。
軽い屋根に葺き替えリフォーム完成
☆重かった今までの屋根
☆軽い屋根に葺き替え完成
瓦から金属屋根に葺き替えることで雨の音など反響しないかご心配をしていたK様でしたが、その心配も無用だったと安心のお声をいただきました。ありがとうございます、感謝!
☆今回の葺き替えに使った横葺きGL鋼板屋根材(ポリ付き)はコチラ!