節水トイレの困ったコト!交換リフォームの際にはご注意を~。
お客様から、こんなご連絡をいただくことがあります。
「トイレが流れなくなってきちゃったの。」
「トイレのお水があふれそうなの。」
まだ数か月前に新しい節水トイレに交換リフォームしたばかり。
これって一体・・・。
そうなんです!
実はこれが『節水トイレの困ったコト』なのです。
カタログに掲載の、従来品との比較節水率。
こちらは今から約10年前の同メーカー品との比較になっているのですが、
当時は13ℓの水(大便時)で流していたところ、現在の最小は3.8ℓ。
約75%の節水率となります。※TOTO製メーカー調べによる
すごく節水はよく分かりますが、
これって本当に使い方に気をつける必要ありです。
わたしは、トイレットペーパーをたくさん使う人。
以前母に、
「かずみが家にいると、トイレットペーパーの減りが早くて困る!」
とよく言われたものですが、そんな人は特に注意が必要です!
極力に流す紙は少なく、1度に流してしまおうと思わず
複数回に分けて流そう。と意識が必要です!
そうでないと13ℓ から4.8ℓ(標準)に量が減った水圧では
とてもとても紙が流れ切りません・・・。
便器の中からは見えなくなったとしても、
配管の中でつまり、ジワジワと便座の中に逆流してくる恐れあり!
節水トイレは、使う水の量がかなり節約されていますし、
各補助金をいただくための対応工事にもなっています。
けれど従来品からリフォームで交換工事をする場合、
ご自身やご家族の紙の使用量を確認いただき、
意識を高めておくことが大事!
せっかく節水トイレにリフォームしたのに、
配管の工事や、つまり解消工事に費用をかけることになるのは
残念すぎますもんね。
是非お気をつけください。
☆ご参考 TOTO製 ピュアレストQR リモデル便器