台風は9月・10月が要注意です!(台風リフォーム&事前点検のススメ)
2015年7月現在の台風発生数は13件。いよいよ今年も台風シーズン到来です。
気象庁の台風発生数の資料によると、例年、台風は8月から10月にかけて多く発生しているようです。
朝日工務店にも、毎年8月〜10月には台風被害による修繕・補修の依頼が多数舞い込んできます。
毎年、多くのお客様のご自宅の修繕をしていると「台風前に家の事前チェックをしておけば!」と感じます。
事実、台風前にご自宅の補修・補強など対策しておくことで、被害を最小限に食い止めることができるのです。
被害が出る前に事前にチェックしておきましょう!
台風前に確認しておきたい安全確認
屋根が飛んでしまうとご近所さんにも迷惑をかけます!
まずはじめに確認しておきたいのが、屋根部分です。
あなたのおうちの屋根を最後に点検したのは、いつごろでしょうか。
日頃はほとんど目にすることの無い屋根は要チェックです。
台風の強風で、屋根板金が飛ばされてしまうことがあります。
特に10年以上、屋根の点検を行っていないご自宅は、屋根部分の木材が腐食し、屋根を留めている釘が抜けやすい状態になっており台風の強風で飛ばされてしまうケースが多く見られます。
飛ばされた屋根板金は、ご近所さんのガラス窓を割ってしまったり、道路を走る車へ直撃するなど周囲へ被害が拡大することも考えられます。
下の写真をご覧ください。最近、住宅点検させていただたご自宅の屋根です。
スレート屋根のてっぺん部分の棟笠木のクギが浮いていました。この状態のまま、台風シーズンを迎えてしまうと大変なことになりかねません。
なぜこのような状況になるかというと、屋根を固定するためのヌキ(木下地)が腐食することで、釘が浮いて(抜けやすく)しまいます。おおよそ10年位経過しているご自宅は一度点検することをおすすめします。
下の写真は、ヌキが腐食してしまった例です。
瓦屋根の場合は谷の亀裂に要注意!
瓦屋根と瓦屋根の間の金属のつなぎ部分(谷と言います。)
経年劣化で亀裂などができていると雨漏りの原因となります。
本格的な台風シーズン前に、屋根のチェックをしておきましょう。
雨樋(あまどい)のツマリ対策
雨樋に土ぼこりや葉っぱがたまると、ツマリの原因になります。
とくに台風シーズンのように大雨が降ると水がうまく流れなくなり、雨樋の途中から雨水がザーザーと流れ落ちてしまいます。
雨樋の下に、下屋根がある場合などは、大雨により水が逆流して室内の雨漏りの原因となります。
外壁部分のヒビ割れや経年劣化
外壁部分のつなぎ目部分も時間とともに劣化してしまいます。外壁部分も台風シーズン前にはチェックしておきたい部分です。
ベランダの床の劣化対策
意外と気が付かないのが、ベランダの床の劣化です。
写真は、経年劣化(15年経過)による表面の防水仕上げ塗装ヒビ割れ状況です。
このまま放置しておくと下の防水層まで到達し雨漏りの原因となりますので防水対策が必要となります。
台風前の事前点検をおすすめします!
台風後には多くのお客様から台風の修繕や補修のご依頼をいただきます。被害が出てしまったあとの修繕・補修金額はバカになりません。毎年、必ずやってくる台風に備えて、10年に一度くらいは台風に備えて事前点検を行うことをオススメします。
埼玉県ふじみ野市の朝日工務店でも、台風前の事前点検のご依頼を承っております(事前点検可能な件数には限りがございますので気になる方はお早めにお問合せください)。
- 点検項目:屋根・外壁の割れや劣化・窓の隙間チェック
- 点検時間:1〜2時間程度
- 基本料金:8千円(税抜)
※高所作業など要する場合など特殊なケースの場合は、別途必要となる場合あり。
※遠方のお客様からのご依頼は受け付けておりません(対象地域かどうかはお問合せください)。
事前点検のお問合せ・ご用命は、お問い合わせフォームかお電話(TEL:049-261-0600)よりお問合せください。